「パラサイト」のパク・ソダム主演のカーアクション映画。
皆さんがご指摘しているように、お話的には、いろんなハリウッド映画をくっつけたような内容ですが、アクションの見せ方・盛り上げ方は、本家ハリウッドに負けないクオリティを持っているコリアンアクション！十分に堪能しました。
タイトルからも、パーフェクトなドライブテクニックが最大の見せ場です。
冒頭からワケありの荷物を特配するウナ。
パク・ソダムの無表情が映える！
そー言えば、この映画の元になっているであろう「ベイビードライバー」のアンセル・エルゴードも「ドライブ」のライアン・ゴズリングも無表情で淡々と仕事をこなしていたタイプ。
帽子を目深にかぶり、ギアを素早くチェンジし、大きくハンドルを切るパク・ソダムも先輩ドライバーに負けずにクールでカッコいい！
2回目からは同乗者付き。このパートナーのために仕事以上のことを請け負う彼女。
ここら辺も予定調と言えば、そうなんだけど、最後には、「あり、あり！」って思わせてくれます。
最大の悪役が、またまたあの仕事の方！
これもコリアンクライムの定番。（韓国映画って、ほんとにこの仕事の方々を悪く、脳無しに描くよね〜）
ウナの出身についての設定は、まあ、やや取って付けた感もなくはないけど、その分カーアクション以外も冴えている。
クライマックスの狭い室内での激しい格闘は、パク・ソダムの身体のキレの良さで
スリリングなアクションとして盛り上げでくれたから、オッケーにしちゃいます！
