【タピオカ 】

「ぷるぷるぷる、ぷるりんちょ。ぷるんちょは犯罪だ。ぷるぷるぷるぷるしやがって…」のテーマソングがとにかく耳に残る。

「ぷるんちょ」（タピオカ はこの国ではぷるんちょと呼ばれる）が巷では大流行。雪子は友人の新子に誘われてぷるんちょ廃絶を訴える同盟に参加することになる…

音の拾い方、カットとカットのつなぎ目の粗さ、血糊の質感、銃声音、CG等々気になる点は残る。

流行には従わずむしろ嘲笑する傾向がこの同盟に出てくるネット民のような彼らにはある。自分の意見を持つという点で大事なことだとは思うが、それを貫き過ぎると過激派に変わっていく。
冒頭の歌のデモ活動や、狂信的についていこうとする人がいるなど段々と同盟は新興カルト宗教のような体をなしてくる。

設定はいいが、作風がどうも70.80年代を意識してるためか今の時代に評価されるかは疑問が残る。

ただ、ぷるんちょの歌だけはよかった。

2020.4.12

• #kiritoの2020年公開映画
• #今日まで公開

監督の無料配信で鑑賞。

友人の誘いで、反プルンチョ同盟の活動に巻き込まれてしまった雪子。
若者の間で話題の飲み物｢プルンチョ｣を廃絶するため、様々な活動を行う彼女たちだったが...。

言ってしまうと、プルンチョとはタピオカミルクティーのことを指しているわけだが、本作は、これまで観たタピオカ風刺映画の中では、一番面白かった。
(そもそも母数が少ないから、当然ではあるけれど。笑)

若干、前作と比べると、過剰な勢いとノリが薄まっている印象も受けたが、それはそれで味になっていた気もする。

加瀬亮みたいなやつと、眼鏡をかけた白石萌音みたいなやつが所属する反タピオカ同盟の組織が、かなり馬鹿げているけれど、彼らが学生運動をしていたかつての若者たちのように見えてくるのが、何とも面白い。

また、前作と続けてみると、
変わった組織の中でも、一貫して自分の主張を曲げないヒロイン像が共通していて、ある種、そこに監督のカラーが見えた。

とにかく、早く新作を観たい。笑

• #やわらかい季節
• #シリーズ:短編(邦画)

これはひどい。16才ぐらいの集団が文化祭用にしか作らないレベル。「ぷるぷるぷるぷるしやがって」が耳には残った。

• #粛清以前。問題外