美術館の絵だけではなくて、
ほかにも庭園とか建築物などをどっさり観れるので
迫力があったしなかなか勉強になりました。
上野の美術館でハプスブルグ展をやっていたときに青いドレスのマルガリータ王女を観ることができたんですけど
もう本当に芯から感動したことを思い出しました。
この上なく清廉で、魂から可愛らしい。
冗談抜きで、今までこの目で観たすべてのもののなかでいちばん素晴らしかったです。
で、まあ今作でわりとデカい画面でラス・メニーナスとか観れたわけですけど
画面でみてるだけでもそりゃもうすごいんですよ。こっちを見つめてくるあの瞳。
なんでこんな素晴らしい絵を描ける特別な人が、絵の買い付けだか管理だか知らないけど絵を描くこと以外のことで忙しくさせられたり、醜いしゃくれた顎をなんとかましに見せようと苦労をさせられなきゃいけなかったんだろうと
「いや想定されてる感想はそれではないだろ」という感想を持ちました。
あと当たり前の話だがプラド美術館に行きたくなる。
