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プロミシング・ヤング・ウーマンのkahoのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞後、重い気持ちをちょっと引きずった。
女性への性暴力と、その加害に責任を持つまいとするホモソ特有の構造的な幼稚さに真正面からNOを突きつける意思は間違いなく最高。
ふたりの唯一無二な関係性が感じられる展開も好きでした。あまりに悲しいけど。
心を開きたいと思った相手が、生涯をかけても許せないクソ野郎だったときの絶望は計り知れないわ。
個人が人生をかけて復讐せずとも、加害者が正当に罰せられてそれが抑止力になって欲しいと思うけど、正直に言えばそもそも「罰せられるから」という理由なんかなくとも同じ人間として認識するくらい当たり前であれよと思う。
でもね、フェミサイドといえる事件が起きても、女が不当に選別され命を奪われかける現実を認めず、弱者男性の問題にすり替えてしまうこの国の体たらくっぷりには辟易しましたので、やはり司法による抑止が先行するしかないと思い直しましたよ。やってらんねーマジ
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