こやち

プロミシング・ヤング・ウーマンのこやちのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

プロミシング・ヤング・マン前途有望な若者の未来のために、踏み躙られた彼女たちの未来。
加害者と被害者と傍観者とアナタとワタシ。

彼女はどこまで孤独に漂って行くのだろうと悲しくなるが、優しげなライアンの登場で救われたのかと思いきや、まだ時間的にハッピーエンドには早過ぎた。怒涛の予想外の展開に。アレはどこまでキャシーの思惑だったのだろうか。何もそこまでやらなくてもという言い方はいやだな。彼女たちはそこまで傷付き喪失したのだから。キャシーからのメールにライアンは何を思ったのか。

キャシーのピンクのウィッグがとってもかわいい。ポップでエンタメなジョン・ウィックな復讐劇では終わらずに、どこまでも悲しい結末だった。
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