これは、見てよかった。
と素直に感じました。
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邦画独特の間というかちょっとまどろっこしいような不思議な空気感でした。
テンポが悪いようで良い。肝心なところは敢えて見せなかったり。そして結末も
えっここで終わるの!?というような所で終わりますが、少し経って消化すればこの結末こそがこの映画、この主人公らしいなぁと思えてきます。
大事なことを何も言えないまま、伝えられないまま、今日まで『生きちゃった』ということなのかなと感じました。
「本当のことを言うことが大切なんだ」
わかっていても、言えない。
見届けなければと思っても、見られない。
変わらなきゃと思っても、変われない。
そんな彼らの物語を見た我々は、反面教師としてちゃんと伝えたいことは言葉にして生きていかないとなと思える映画でした。
仲野太賀、若葉竜也のコンビは最高です。
見てからだいぶ時間が経ってしまった。。
いつかまた見たらもっとちゃんと書き直します。