磨

アムリタの饗宴の磨のレビュー・感想・評価

アムリタの饗宴(2023年製作の映画)
3.2
アニメーション作家の坂本サクが、監督・原作・脚本・アニメーション制作の五役を務めて製作、海外で多数上映され注目を集めたホラーアニメーション『アラーニェの虫籠』。
それの前日譚となる続編『アラニエの饗宴』とアラーニェの虫籠の60ヶ所以上のカットを修正したリファイン版の併映作品。

併映も短編集も纏めてレビューという決まり(?)があるので、コチラに纏めます。


両方鑑賞してハッキリわかるのは、クオリティが明らかに高くなってること。リファイン版とはいえアラーニェに甘さが目立ちまくっていたので、この差には驚いた。もはや1人で作り上げたと思えぬほど。
ただ内容に関しては今作は普通のグロ系ホラー。悪くはないが、とりわけ強調できる部分は感じられなかった。虫がゾワゾワ気持ち悪かった前作のほうが(ホラーとして)評価できたかな?と。

全体的に話が無駄に小難しくてちょっと入り込めない感覚はあった。惜しいなぁ…。
磨