このレビューはネタバレを含みます
落ち込んでいたときに友達が差し入れてくれたあややのDVDをきっかけにハロプロにのめりこんだ男と仲間たちの友情物語。現場のあれこれが知れるかと思ってたから、アイドル自身が関わらないファンコミュニティが主で、私が見たかったのじゃなかったなーとちょっとガッカリ。
アイドルが生活のすべてな主人公たちだけでなくて、高校教師のようにアイドルを生活の活力にしている人も描いていたのがよかった。自分のペースで応援することを肯定してもらえた気がした。
恋愛絡みのゴタゴタがあってもコミュニティが崩壊しないのがすごい。そういう場があったってのもあるだろうけど全部エンタテイメントに昇華できるのもすごいし、信頼関係の成せる業か。
そんなふうに楽しくバカやってた仲間たちにもそれぞれ大切なものができて、メンバーの一人が末期がんに侵されて…と、もはやオタ活関係ないんだけど、無理やりこじつけると、「好きであり続けることは難しい」のは私も経験してるし、「いつまでも元気に応援できるとは限らない」も多かれ少なかれ今後経験することだろうし、「とにかく応援できるうちに全力で応援しておけ」というメッセージだと受け取っておきます。
