2020年”Palm Springs”。冒頭、結婚パーティの上手いんだか上手くないんだかのナイルズのスピーチ、サラの表情。演出的確であとの告白内容に効いてくる。突然の弓矢オトコ、頭の中にハテナがいっぱい、JKシモンズの安定感でなんとか付き合える。ロジックが見えてきて、ははあこういう設定かと。よくある話(マルチバースか煉獄か)ってナイルズ。メタギャグ入れたくなるけど抑制的なのも好感。すごい時間があれば量子力学だってマスター可能。ヒネりにヒネったストーリー展開、繰り返す大きな流れとちょっとずつ変わる1回1回。その環境下で確かにこうするわなあとかこう言うよなあと共感させるウマい脚本。エンディングのキレも良い。いやまあ本作はサラのクリスティン・ミリオティ。顔見ているだけで楽しくってファンになりました。