【暴力に満ちた独創的なSFホラー。】
○私は暗殺者。
●殺意は潜伏し、時を待って噴出する。
◇やがて、その噴出した殺意によって
◆私は・・・になるだろう。
★名台詞
タシャ『Pull me out.』
(脱出)
何だかこの映画特有のセリフでよかった。
★評価
《脚本》◎
《演技》◯
《音楽》△
《撮影》△
《衣装》△
《芸術》◎
★感情移入
《泣》-
《感動》-
《笑い》-
《ハラハラ度》◎
★ホラー項目
狂気度6/10
グロさ3/10
ドキドキ度 5/10
★全体感想
自分が自分でなくなるようなストーリー過ぎて、混乱が生じてしまうけど個人的にこの手の作品は大好物🤣
こんな未来があったらやだなぁと思いながら、結構マイノリティ・リポートやインターステラー、インセプションのような未来にはなるかもしれない。
殺意ってふとした瞬間に湧き出るものなんだがそれがおさまらなくなってしまったら、それを止める手段というのは無いんだろうか。
今の現代では殺人は止められないし、それを止めるための抑止力も隠れて行われていたならば、抑える方法はない。
どうすれば殺意を止めるのかという問題も考えさせられた作品だった。
ただ、個人的にはただストーリーを引き伸ばした感があるので、全体的にもっと色んなパターンの解釈をみたいなと。
エンドロールのあの最後の長い空白はなに?期待したけど何もなくて怖かった笑
★印象に残ったシーン
・乗っ取り
・家族サービス
・目標ターゲット暗殺
・乗っ取り・・・?
・最後
★アンドレア・ライズボローの狂気じみた演技
なんと言っても今回はアンドレア・ライズボローの演技に驚嘆するだろう。
普段は何気ない家族サービスをしている普通の主婦だが、愛する者のために暗殺者として殺戮していく姿はまさにダークヒーローと呼べるだろう。いや、ヒーローよりもアサシンか。
感情が色んなシーンで爆発していてよかったと思う。
ショーンビーンも好きな俳優で、今作も良い悪役を演じていて良かったなぁ笑