このレビューはネタバレを含みます
付き合い鑑賞。
クラッシュの映画と思って観たら、当時のイギリスの音楽と反人種差別運動の関係を追ったドキュメンタリーだった。
見たかった本人はライブ映像満載だと思って固すぎる内容にがっかりしていたが、自分はこんな運動があったことも知らなかったので興味深い内容だった。
当時は公然とこんな出鱈目が罷り通り、デビッドボウイやエリッククラプトンがレイシスト発言していたこともはじめて知った。
(ちなみに調べたがボウイはその後当時の謝罪と撤回をしたが、クラプトンは未だ保守思想のレイシスト然としている。)
今の時代も、また変わらずに人種問題が繰り返されているのがなんともやるせない。
タイトルにされたクラッシュより、トムロビンソンバンドが一番最初に運動に賛同していたのもなんだか嬉しかった。
今年コロナで2年越しに延期されていたライブがあるけど、無事開催してほしい。