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ナイトメア・アリーのkarmapoliceのレビュー・感想・評価

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)
3.5
Nightmare Alley:ギレルモ・デル・トロ監督、脚本、製作、キム・モーガン脚本、ブラッドリー・クーパー製作、主演、ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、リチャード・ジェンキンス、ルーニー・マーラ出演、ネイサン・ジョンソン音楽、ダン・ローストセン撮影、2021年作品。ウィリアム・リンゼイ・グレシャムの小説「ナイトメア・アリー 悪夢小路」の2度目の映画化作品。

ダン・ローストセン撮影監督の映像はけっこう好きかなと思わされた。デル・トロ監督の「シェイプ・オブ・ウォーター」、「ジョン・ウィック」シリーズの2作目以降、最新は「カラーパープル」は観たことが無いが、実にバラエティ豊かな良作揃い(笑)

物語はスタン・カーライル(ブラッドリー・クーパー)の浮浪者からのし上がる成功までとその後の没落が描かれている。中弛みもあるし少々長くも感じるが観応えはあったと思う。デル・トロ監督は化け物を描かず、化け物のような人間を描いていて、これはこれでデル・トロ節なのかと思ったり(笑)あとはリッター博士役のケイト・ブランシェットの怪演は圧巻だった。

見世物小屋のムードもさすがだと思う。
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