祝・1.5ヶ月ぶりの映画館営業再開🎉
映画館に映画を観に行くって、こんなにワクワクしたっけ？？と、思いながら朝から1日過ごすことができました😊
本題へ。
良い意味で想像を裏切られました！
認知症とはもっと単純に記憶の断片がなくなるだけかと思っていましたが、そうではなかった…(もちろん症状は個人差があると思いますが)
主人公アンソニーはお気に入りの音楽を聴きながらキッチンに立っているが、何か様子がおかしい。。。
そこに娘のアンが帰ってくるが、男性とパリへ移り住むと言う。
ストーリーが進むにつれ、徐々に観ているこちらもアンソニーと同じような迷宮にはまりつつある事に気づく。自分の娘たち。自分の家だと思っている場所。娘の夫だと思っている人。自分の過去。。。ふと記憶と現実の違いに気付く時に聴こえてくる弦楽器の単調な音が不安な気持ちを煽る。
どこまでが現実で、どこまでが妄想なのか…。ラストシーンは胸が苦しくなった。
腕時計に固執していることも少し感慨深いものがあった。
エンドロールで流れる音楽は血の流れる音、早まる心音 と共に体の中の細胞が目まぐるしく動き回っているように感じて不思議な感覚に陥りました。
そして、映画館でこの作品を観ることができたことに感謝😢
