38年間ハンバーガー屋さんに勤めたおじいさんのスタンリーと保護観察中の若い黒人のデボン。
スタンリーのお母さんが倒れ介護が必用になりハンバーガー屋さんの仕事を引き継いで貰わなければいけない。
スタンリー最後の仕事は新人教育。その新人がかなりの曲者。デボンは才能あるライター志望の青年で、飲食の仕事を「誰にでもできる仕事」だと公言して憚らなかったのである。
スタンリーにしてみたら38年間もの間誇りを持って勤務しできてデボンの仕事観は到底納得できなかった。が会話をして徐々に打ち解けていく。
人種問題、最低賃金、教育、貧困、介護など負け犬と言われるだろう立場の人間の葛藤が描かれている。
2023230