クーベルタンはな

君はONLY ONEのクーベルタンはなのレビュー・感想・評価

君はONLY ONE(2017年製作の映画)
3.5
アビーは、ニューヨークにある絵本出版社で働く黒人女性。神経学を専攻する大学院生で講師をしている幼なじみの31歳の白人男性サムと子供のころから常に一緒で、同棲し、婚約している。
ある日、アビーは下腹部に違和感を感じ、妊娠だとおもい病院に行くのですが、その違和感は赤ん坊ではなく、がんだった。でも、自分が死ぬことより心配なのは、幼なじみで婚約者のサムのこと。奥手で女性の扱いを知らない彼に、新しい恋人を見つけようと奮闘。
そんなときに、ミッチが主宰する末期がん患者のためのかぎ針編みサークルに参加し、同じく末期がん患者であるマイロンやケイトと知り合う。
アビーは、手術を受けてがんを除去し、化学療法を受けますが、とうとうその治療が功を奏することはなく、治療をやめ、末期ケアに入ることにします。そのため、サムの恋人選びに焦るアビーですが、そのせいで、彼女は彼と一緒にいる現在よりも、未来にばかり目を向けるようになってしまう。サムはアビーのことしか頭にないのでした……。
やっぱり泣いちゃった。

2023406