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フランクおじさんのmendeのネタバレレビュー・内容・結末

フランクおじさん(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

あまりにもあまりにもフランクの父がクソすぎて唖然。フランク自身も言ってたけど本人に直接言って出禁にするわけでもなく遺書でアウティングするなんて、陰湿かつ卑劣。
フランクも最初の恋人サムにひどい言葉を投げかけて、結局サムは自殺してしまっている。フランクはいまだにそのことを深く悔いている。でもその「ひどい言葉」はそのままフランクが父に言われたことでもあり、やっぱり元凶は父なのだ。。

若いベスが知的で物静かなフランクおじさんを慕うのはよくわかる。実はフランクおじさんは、きついトラウマを抱えているのがわかっていく展開が上手。でも途中からベスの存在が限りにく薄くなっていって、ラストはなんだかとってつけたような家族讃歌でやや食傷。
しかしポール・ベタニーはめがねの70年代中年男でもかっこよかった。
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