【イオンシネマ１デイフリーパス二作目】
オーストラリアで開催される伝統的な競馬大会、その栄えある150年の歴史で初めて優勝した女性ジョッキーの実話。
フリーパスを使うために見た作品で、前情報もほぼゼロで鑑賞したが、とても感動する作品だった。
主人公のミシェル・ペインはいわゆる競馬一家の出身で、１０人兄弟（！）のうち７人くらいはジョッキーになっている。
僕自身競馬は全然親しみがないのだけれど、競馬がなぜ彼らの心を掴むのか、ということが映像を通して感じられた。
女性蔑視のためにひどい扱いを受けていただけでなく、様々な大怪我を乗り越えて勝利をもぎ取ってきた、非常にガッツのある騎手だったんだなと思った。
いいなと思ったのが、ミシェルの弟でダウン症を持つスティービーがなんと本人として出演していたこと！これほどまでのリスペクトは映画界としてもすごいし、何より実現したことがすごいなと思った。また、映画中に当時の映像をなるべく違和感のないように入れ込んでくるのも、当時の雰囲気が感じられてよかった。
そして何より感動的だったのはお父さんとの関係。いわゆる頑固な父と父譲りの頑固娘は世界共通なのかなと思った笑
期待以上！
