やっと彼らの良さが分かる年頃になったようです。若い頃は退屈だな、と思っていんです。私の世界には属さない類いの音楽、という認識でした。その認識が覆されるって凄く面白いことですし、こういう瞬間が来るから音楽を聴くのは止められないんです。
前半は彼らの音楽への情熱や楽しくてしょうがない、という感じが伝わってきます。彼らの確かな技術力にも感心しました。ビッグピンクで皆で暮らし始めた頃の写真や映像は本当に幸せそう。ちょっとした日常の写真がどれも素敵なんです。ですが年月が経つにつれ変化が訪れます。クスリは人を駄目にしますね。皆がバラバラになっていく様子は悲しくなりました。ほとんどがロビーのインタビューて構成されています。メンバーそれぞれの言い分はあるのでしょうけど…。仲違いしたままで3人亡くなってしまっているのは残念ですね。
