Yukiko

アーニャは、きっと来るのYukikoのレビュー・感想・評価

アーニャは、きっと来る(2020年製作の映画)
4.0
2021年6月8日
『アーニャは、きっと来る』 2020年イギリス・ベルギー製作
監督、ベン・クックソン。

第2次世界大戦の最中の1942年、フランス。
ピレネー山脈のふもとの小さな村。
ジョー(ノア・シュナップ)は13歳。
父はドイツの労働収容所へ行っていて不在。
祖父(ジャン・レノ)と母と妹と暮らす。
父の代わりに羊飼いとして山に行き、学校に通うのは時々。
ある日、山でユダヤ人のベンジャミンに出会う。
ベンジャミンはユダヤ人の子どもたちをスペインに逃がす計画
を行っている。
そして、生き別れになったベンジャミンの娘アーニャと、
この村にある祖母の家で再会することになっていた。



ナチス占領下のフランス。
ピレネー山脈を越えて、スペインに逃げるユダヤ人たち。
それを助ける村人たち。
追うナチスの兵。

主人公役のノア・シュナップ君がかわい過ぎます!
色が白くて、出演者の中で一番色白。
とても村の子には見えません。
都会っ子そのものの容姿。

更に、いい子過ぎます!
主人公はナチス兵の一人とも親しくなって、ユダヤ人とも
親しくなり、障害がある子供にやさしかったり。

喋るなと言われれば、家族にだって秘密を喋らず隠し通す。
家の手伝いはよくするし、度々山に行って歩き回って、
よく疲れないなぁ~、愚痴を言わないなぁ~と。


原作は、イギリスの作家マイケル・モーパーゴの同名小説の
映画化。


ピレネー山脈のどの辺かな?と地図で探していたら、
なんと、まぁ!今まで知らなかった。
ピレネー山脈の山中に、フランスとスペインに挟まれて
「アンドラ」という国があった!
人口、79000人。
面積、468キロ平方メートル。
1814年に独立。
1944年にドイツ軍がこの地に侵入したとある。
1993年、国際連合に加盟。
1994年、欧州評議会に加入。

そういう国があったんだ!!! (・.・)
Yukiko

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