2004年から続くホラーシリーズ『SAW』の新章開幕。
これがシリーズ正当な続編なのか、スピンオフなのか、リブートなのかはネタバレになるので内緒。というか、この手の映画は感想を書こうとするとどうしてもあらすじに触れてしまうので、見ようと思ってる人は他人のレビューやTwitter、5ちゃんねるなどの情報は遮断して見に行きましょう。少しでも情報が少ないほうが楽しめますよ。
『新章』と謳っているので雰囲気が異なる。グロいゲームはあるものの、全体的な流れはセブンや交渉人のようなサスペンスを見ている感覚である。
残念なのは脚本にパンチがないこと。前作の『ジグソウ』と同じ脚本家なのだが、前作のほうが個人的には驚いた。SAWシリーズの面白いのは残酷なゲームだけでなく、叙述トリックの斬新さがあるのだが、いかんせん今作はパンチが弱い。『あー、そうなのー！？騙されたー！！』感がないのよ。
2021年76本目
