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ザ・ゲートのドントのレビュー・感想・評価

ザ・ゲート(1987年製作の映画)
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87年。裏庭の木を掘り返したあとに出現した謎の穴。両親が数日出かけることになり家に残された弟グレン、姉のアル、友達でブラックメタルにハマるテリーらがその穴を巡ってえらい目に遭うジュブナイル幻想ホラー。
半分まであんま派手なことが起きなくてメッチャかったるいのだが、なんかこわいナーな雰囲気からジャブを繰り出して、よかったねめでたし×2と思ったらそうは問屋が卸さねぇと殺しにかかる慈悲なき攻め具合がよい。物質変化だけでなく肉体変化も合わせて攻撃してくるし、向こうの映画は子供相手でも容赦しないのがgood。
物語にちと脈絡がなくて力技なハッピーエンドだけど、夢と現の境が曖昧な子供のインナーワールドっぽいとも言える。クリクリ動くグールはストップモーションと着ぐるみ(つまりでかいセットを組んでその中を着ぐるみが動いてる)の組み合わせで素晴らしい仕事ぶり。
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