kaito

7500のkaitoのレビュー・感想・評価

7500(2019年製作の映画)
3.0
『7500』

ジョセフ・ゴードン・レヴィットが主演を務めるスリラー映画。彼が出ていたネットフリックスオリジナル作品『プロジェクトパワー』は結構嫌いな作品だったので期待したいところ。

結論から言うと、シンプルに楽しめた作品であった。飛行機がテロリストに襲われるという、言ってしまえば単純なプロットではあるものの妙な緊張感が漂っていた。現実味に関しては、あるときもあればないときもあった印象。

ジョセフ・ゴードン・レヴィットの演技はなかなか良かった。ベテランを漂わせるパイロットをうまく演じていたと思う。彼を筆頭に演技が下手だと感じる人はいなかった。

浮かんだ疑問は飛行機の構造って、こんなもんだったけ?客席からパイロットのところまで近すぎるように感じたし、セキュリティがガバガバすぎてあまり現実味がなかった。実際のところはわからないけども。

ジョセフがテロリストの中の一人の青年に同情していくドラマが描かれていたが、ここには同情できなかった。彼だけは助けようとしていたが実際には彼女は殺されたわけだし、しまいにはジョセフをも殺そうとしていたわけだった。彼を説得しているのも、助かるためにしか見えなかった笑

ただ全体的には緊張が走っていて、シンプルにすごく楽しめる作品だった。
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