夢とりんご
生きてるうちに輝ける場所があるってとってもいい。それが生きてるために「僕だけがやれること」だってはっきりと胸張って言えるなら尚更いい。
青くまだ熟してないりんごのように、上手く喋れない男の子が「お父さんを笑わせる」その理由ひとつで始めたそれがステージ上に立つとなんであんなに光り輝いているように見えるんだろう。
隣に立っている相方と38マイク1つそこにあるだけで、絶対的にその場所にいるべき人間のように思えてしまう。キラッキラしてんだよなぁ。
未完成映画予告編大賞という「未完成」である作品を、監督キャストその他いろんなひとが自分の子どもかのように大切に大切に育てて、作り上げて、完成させて収穫した作品。立派に真っ赤に実ってたな。
ああ、まんじゅう大帝国ってやっぱ良いな。
大きくて甘くて真っ赤で美味しく、実ってほしい。