妹が観たいというので、せっかくならばとアニメも鑑賞し、映画に向かいました。
特に期待していなかったのですが、面白かったです!英勉監督の中でもトップクラスの面白さ!
内容は、根性と拳で未来をねじ曲げていく、泥臭不良タイムリープもの。
映画をするにあたって改変されている箇所も多々ありますが、概ね原作通りの展開です。
アニメを観ていて気になっていた部分(何故ヒロインはそこまで主人公が好きなのか、あっくんがタケミチのタイムリープに気づく理由の薄さなど)に説明が付いていたり、上手く変更されていたりと、非常に満足でした。
またキヨマサとの決闘がラストに来る構成は冒頭の喧嘩賭博とも響き合い、「クソみたいな人生のリベンジ」という本作の持つテーマが際立っていたと思います。
何よりも、キャスト陣のハマりっぷりは良かったですね。アクションやここぞという場面はしっかりと決めてくれているのも良い!
まあ続編ありきだとはいえ、稀咲や半間がカメオ出演程度で何がしたいか分からないまま終わったのはちょい勿体ない気もしますが。
ともあれ原作を綺麗にまとめ上げた作品で、一本のエンタメ作品として大変楽しめました。