日本で死んだ怪獣の死体処理をめぐる人々の思惑と奮闘を描いた特撮怪獣映画。
山田涼介が主演、土屋太鳳がヒロインを演じ、 濱田岳、 ふせえり、 オダギリジョー、 西田敏行らが共演。
松竹と東映の初めての合作。
巨大怪獣が突如現れた光により不可解な死を迎えてから10日余りの日本が舞台。
”希望”と名付けられた怪獣の死体は腐敗が進み、体の一部が風船のように膨張して大爆発を起こす危険が生じてきた。そんな死体処理を担当することになった首相直属の戦闘部隊である特務隊が、国防軍ともめながらも対処していくが…
怪獣の死体処理という普段注目されないテーマを描いている。
東日本大震災や政治家を風刺とパロディにしてコミカルに描いているが、ギャグがイマイチ面白くないのが残念。
蓮〇議員ならぬ蓮佛議員がボケまくります。
計画停電や帰宅困難者、立ち入り禁止区域など東日本大震災で話題になったキーワードが沢山出てきます。
東日本大震災の原発事故の後始末がいまだにできずに、その処理で韓国ともめている日本。
一方、本作では北朝鮮が絡むシーンもあり、ある意味で的を得ているのが凄いです。
そして前半の沢山の伏線が終盤に見事に回収されます。
映像が光に凝っていて綺麗ですが、これもラストシーンの伏線で、まさかのオチにビックリです。
「幸せは希望の向こうにある と思う」
「ご武運を！」
ところでエンドクレジット後の映像で流れた第二弾はあるのかな？
個人的には観たいですが....
