このレビューはネタバレを含みます
職を失い、就活と生活に難を示していたハビエルは、たまたま手元に残った合鍵を使い元家に侵入した事から、よからぬことを考えるようになる。
電子レンジや鏡、洗車といった日常を切り取る
パートで"不穏感と考え込む様子"を煽ってくるのがとても良い。
あらかたの予想はつくが
中盤までは本格的に何を企んでいるのか分からないし
そして、そのハビエルの目的が感じ取れ始める
頃には観客(こちら)もトマスのように罠に嵌ってしまっている。
バットエンドが好きな方は是非。
僕は好きでした。
< 原題 / HOGAR = 家庭 >
・冒頭とラストを繋げるのが案外シビれる。