古田新太扮する充は、粗野で横暴なシングルファーザー。漁師を生業とし、子育てはほとんどしていないも同然。一方、松坂桃李扮する青柳は父から引き継いだスーパーを営んでいる。
ある日、万引きの多発するスーパーあおやぎで、充の娘が万引きをし、青柳は捕まえる。しかし、彼女は猛然と立ち去る。青柳は後を追いかけて行く。すると、道路を横断しようとした充の娘にトラックが激突する。
最初から最後までただただ重苦しい雰囲気の映画であった。なんだろうな。辛すぎる映画でした。
寺島しのぶが本当にウザきもいおばさんを演じていて、お見事という感じでした。正義を求めてないときもあるし、快活さが鬱陶しい時もある。
余談だが、仕事場の近くのコンビニの話。
朝時間帯に必要以上にテンションが高い店員さんがいて、その人は会計の最後に「今日も一日、頑張ってください」みたい言葉をテンション高めで添えてくる。正直、朝時間帯のローテンションな自分には、そのハイテンションがフィットしなくて、それ以来そのコンビニの朝時間帯は利用しなくなった。
なんというか、そんなどうでもいい記憶を寺島しのぶを見て思い出したのだった。
