この夏、高校生が主役の映画が熱い!
ふくだももこが監督で主演が松本穂香だったら見るしかないだろ!という所存。
冒頭、ゼロ地点から感じる展開の不安、縁が出会う背景にあるタンクの不穏さ、古舘寛治の不気味さ。
序盤の様々なものにストーリーへの期待と不安を持ったあとの『気が狂いそう』。ゼロ地点を過ぎ、街のショッピングモールが明かりを消したあとの『ガンバレ』は鳥肌もの。
ゼロ地点が過ぎた時、世界が始まっていたと知るショッピングモールはだと知るそれぞれは人にやさしくなれたときだった。
『アルプススタンドのはしの方』のカウンターに近いものを感じた。でも、どちらの作家が世の高校生に伝えたいのは「ブルーハーツを聴こう!」ということなんだろうか。