タイガーテール －ある家族の記憶－の松原慶太のレビュー・感想・評価

米国に移住した台湾人のオジサン（習近平似）が、貧しかった少年時代と幼なじみの女性を思い出す話。

これもまた予告編のほうが面白かった類の映画かなぁ。

雰囲気はいいのよ、雰囲気は。ただ、物語のプロットも、道具立ても、面白くなりそうな要素は多々あるものの、展開はステレオタイプで短調。

なぜあのオジサンはあんなにも偏屈で無口になってしまったのか。なぜ幼なじみのあの子が特別な存在なのか。そしてどうやって子どもと和解できたのか。

いずれも、くわしくは描かれず、消化不良感が残った。