僕の果て、サンダーロード。
〜〜〜
主演ジム・カミングスが監督・脚本・編集・音楽全て担当したらしい。
すごいなぁ。脱帽。
めちゃくちゃ不器用だけど、根心は優しい。
でも優しいからってうまくいくわけじゃない。
そんな不幸の連続をずっと追っ掛けて観るわけだから、
憎めるはずなくて、
ハッピーエンドにしてほしくなって。
手遊びの練習、
コントロールつかなくなる感情、
馴染みのいつもの友達、
道標だった母親。
ところどころ犯罪者たちと主人公が重なる表現があって、
壊れてしまいそうなのは、
ほんと、皆そうなんだよな。
〜〜〜
全てを失った後での展開は、
意外にもあっけない。
でも嫌いになったからいなくなったわけじゃない。
辛すぎたから遠くへ行ったんだよ。
逃避行だってサンダーロード。
〜〜〜
あの泣きそうになって声が高くなっちゃうのが、
心に残る。
良いキャラクターだった。