未完成のタワマンに屯する
〜とある高校のテスト中〜
いきなり立ち上がる長身の男子生徒。
先生、僕学校辞めま〜す。
と突然言い放ち、帰ろうとする。
周りが騒然とする中、もちろん止めようとする年配の男の先生。
そんな先生を唇を重ねることによって黙らし、颯爽と学校を立ち去る冒頭のシーン。
これを観た時に、この映画好きなやつだと確信。
(変な意味は一切ございません)
原作は未読。時代設定は80~90年頃？
ごく普通の女子高生が、橋の上で倒れていた男に恋する物語。
血を流しながら倒れていた男が、テスト中に急に退学した男子生徒。
勢いよく学校を辞めたところまではよかったものの、特にすることもなくダラダラ過ごす毎日。
思い切って道端でナンパをし、女の子とお茶していたところに彼氏らしき男が出現。
そのまま問答無用でボッコボコにされる。
そして、橋の上で倒れるに至る。笑
振り返れば、このあらすじの部分が一番面白かったかも。
喫茶店で女の子の彼氏に見つかったらボッコボコにされるとかあるの？😂
映画なのか、時代なのか…。それとも自分が知らないだけか。
観る前の予想に反して、この主演の2人が一緒に映っている時間は意外と少なく、それぞれが青春してる日常が描かれる。
女の方は橋で倒れていた男に一目惚れしているが、男の方はこの前ナンパした独特な雰囲気を持つ女性のことしか頭にない。
ジャケの雰囲気やあらすじの感じだと、2人がガッツリ恋愛する青春ものだと思っていたので、いい意味で期待を裏切られた。
観たことあるようでないような作品で割と好み。
P.S.
特に目的もないのに、家と反対方向の電車に乗る勇気と気力は全くないタイプです💦
