K

ジョン・ウィック:コンセクエンスのKのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

22/9/2023 fri イオンシネマ市川妙典 IMAXレーザー F12 10:25〜 初日
上下黒帯シネスコ。僅か下手寄りどセンター。視差そんなに気にならなかった!木場のプレミアシート1列目と大体同じ眺め。


/シリーズ1ハイカロリーでしたね〜〜〜。正直4作目まで来ると蛇足感はあるし、流石に一本が長すぎるけど、それでもこんだけシリーズ通してありとあらゆる殺しの手法を見せてもまだ手札が尽きないか、と心から感心する。そんで全てのコレオグラフィーが美しいのよね、もう当たり前だけど。

/最後フッテージ付けるの蛇足じゃね?と思ったけどeye for an eyeってことか〜!なるほどね〜コンセクエンセズ……。

/蒲田行進曲階段落ち流石に!流石によ?笑笑笑笑 てなったけど全編にわたってウィックさん脊椎3回くらいマジ落下、10回くらい背中からマジ打撲してたから、いやいや笑笑さすがに流石によ??てずっとなってたな。思えばシリーズ通してもたった一週間くらいしか経ってないんだから、こんなハードワークしたらそらヴィルヌーヴ版ブレードランナーみたいな結末にもなるわ。😅🤚🏼 決闘の前日くらい寝かせたげて?!?!

/侯爵:ビルスカルスガルドの衣裳がえっっっらい可愛かった。ラメラメの繊維の仕立てのスーツとか、目を引くけど決して下品じゃない赤いジャケットとか、真っ白のベストに真っ白のトラウザーとか、ネクタイの代わりにストール結んでたりとか、衣裳担当さんにむっちゃくちゃ話聞きたい。ビル自身がタッパがあってどの衣裳も映える出立ということもあるが、それを極限に引き立てる仕立ての数々だったなあ。服どんだけ持ってる設定なんだろ。良すぎるわ。あと手下たちのグレーのタイトめな上下にエナメルのゴツいブーツってバランスも最高だったな、もっと映して欲しかった。

/ドニーさんのスタントダブル使ってなさエグくないか?!他の人は明確に今ダブルだ!って瞬間があるんだけど、ドニーさんだけは一切ない……これがドニーイェン……物を触る所作すら美しかった。

/三人称視点のラジコンカメラ良かったじゃん!!!ここに来て新しい風。

/だから日本語台詞に日本語字幕つけろって何回言ったらやってくれんねん💢ウーー💢🚑

/2023年にもなって(サンダーロードのロゴもコロナ禍を経て綺麗になってたな)まだAI生成のネオ日本みたいなのやってんの?!?!てなったわい、グランツーリスモ経てるから余計に……。でも大阪のタームかなり長いことやってたね??1/4くらい?大阪チーム一瞬だけやって使い捨てなんだろうなと思ってたから、まだやる気が感じられて良かったね。
まあこれは、大掛かりなロケ撮を一切許可しない日本や地方自治体の鎖国性がマジで悪いんだけど……。

でもまあパリの街並みとかも明らかに嘘っぽかったし、アクション以外はほぼ全てファンタジーみたいなシリーズだったわ……ジョン・ウィック……。そう思えば日本のファンタジーさも許せてくる。(文化の盗用なので本来許されるべきではないですが)

/キアヌも含め画面にアジアンルーツのアクターしか居ない瞬間ってのが結構あって、それは嬉しかったね。盗用はすれどアジアンライツは見方によっちゃ保たれてる。

/IMAXサイコ〜〜!今回はマジでIMAXでよかったわ。キアヌが血まみれの拳でバカ殴りするファーストカットから音響地響かせていくう。あと凱旋門ラウンドバウトの爆走する車に四方八方包まれてる音の感じもめちゃくちゃ良かった。観れんなら絶対IMAXかドルビーでしょうこれは。

/息子は殺されたり血で血を洗う闘いに巻き込まれてもやむなし(1,4)、娘は守られるべき(3,4)という未だ古風な考え方が根底にあるシリーズではあるが、父から心底愛される娘であり暗殺者であり復讐者のアキラ=リナサワヤマを出すことでギリギリバランスを取ってる感がある。

/俺はクラウス➟俺はグルート

/ゴスガールズ(&ゴスボーイ)の謎アカウンタント、大阪支局(日本支局?)もあるのか!!
K

K