ちゅう

スペース・スウィーパーズのちゅうのレビュー・感想・評価

スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)
3.6
地球の環境が悪化して宇宙に進出しようとしている近未来の話。
主人公達は宇宙に漂っている物を回収することを生業としているのだが、回収した漂流物の中に子供がいることを発見したところから事件に巻き込まれていく。


スターウォーズも観たことがないくらいのSFアクション初心者なので他のSFアクション作品と比べることはできないけれど、良い出来なのではないかと思った。

ほとんどCGでできていると思われるのだけどチープさはなくて、これがハリウッドではなく韓国で作られたと思うと驚いてしまう。
特に自然の風景は違和感がほとんどない。

設定上からも自然なことではあるのだけど、割りと多様性を意識して作ってるなという印象。
ロボットでさえ権利主体となれるし、好みはあるし、それが尊重される。


アクション映画として全部入りで、単純でわかりやすいストーリー(SFなので設定は若干複雑だけど)、次から次へと起こるアクションシーンやコミカルなシーン、大盤振る舞いの伏線回収と、頭からっぽで楽しむことができた。
子役の子が愛嬌があってとてもかわいらしい。
映像や音にも迫力があって、映画館で観たらさらに楽しめるんじゃないかと思える映画だった。
ちゅう

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