子役のCOCOが話題になっていたこの映画、気になりつつずっと観れていなかった。
気味悪い雰囲気でハッピーやら怒りやら憎しみを描いていくのがなんとなく半地下の某韓国映画を思い出させる。
観ている間ずっと内臓を掻き回されるような、そんな気持ち悪さを残したまま進んでいく。
ストーリー自体は割とありがちな進みで想像し得るオチ。特に驚きもしないがつまらないわけでもなく、可もなく不可もなしという印象。気持ち悪いけど言うほどでもないな…?みたいな。
何度も出てくる点滴の内容が気になりすぎて後半になるにつれて田中圭が何か混ぜていたんじゃないかと思ってしまって…判断が鈍っていくような何かとか…妻の抜毛症を指摘しなかったのもうぉお…となる。あの家族はお互いの何を見ていたんだろう…。
唯一ゾッとしたのは葬式前に赤い靴以外受け付けないひかりの甲高い声。あの拒否反応は少しおぞましかったな。