ぱた

ブレット・トレインのぱたのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.5
伊坂幸太郎の伏線の蜘蛛の巣を約2時間の映画にすると伏線か伏線回収のシーンしか無くなってしまうなぁと思いつつも、ある意味では「展」のシーンが続くので文字通りジェットコースターに乗っているような気分で一気に楽しめる。退屈にさせるような時間は一切なく笑いどころも多いしアクションもかっこいい。殺陣シーンの豪快であり繊細な刀捌きは圧巻だった。

小説の方でじっくりと読みたくなるシーンがいくつかあったので本を買いました。読むのが楽しみです。

それにしても逆輸入作品って不思議な感覚になりますね。
本作品では字幕であっても日本語部分にも字幕がなされており、聴覚視覚共に日本語を吸収する為ネイティブの日本語話者である自分からするといくつかのセリフで話し方に若干の違和感を抱いたりしました。
あのセリフが日本語からなのか英語からなのか、はたまた自分の日本語の使い方がおかしいからなのかは分からないけれど、個人的に面白く感じたところです。

ところでタンジェリンとレモン可愛くないですか?元気が出ましたありがとうございました。
ぱた

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