ロエキエロ

スケルトン 237のロエキエロのレビュー・感想・評価

スケルトン 237(2018年製作の映画)
3.2
毎晩夜の街を彷徨ったり酒浸りになっている孤独な主人公。
怪異に遭遇した彼は、それを追いかけるつもりが逆に引きずり込まれていく。
本作のような話は好きだけど、心の隙間をテーマに描いて欲しい。
ガイコツに物理攻撃されるシーンはこういうのじゃないんだよなあと思ってしまう。
肉体言語に訴えないで精神を蝕んでいく怪物であって欲しかった。
肉はないのだから。
とは言え制約の厳しい短編にあれこれ文句を付けるのも酷だろうし、「良いビジネス」も好きなのでこの監督の長編が見てみたい。