人情味溢れるいい映画だった。
前半では永吉とおふみの出会いと豆腐屋が軌道に乗るまでを描き、後半では所帯を持った二人が家督を譲って隠居を考える年齢になっている。この二部構成は中々珍しい。
ただストーリー>>続きを読む
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新居に越してきた親子3人が見るからに怪しい扉(枠付き)を拾う。そして見た目通り呪われていた扉によって酷い目に遭う、というストーリーなのだが、展開がインシディアスに似ていた。
と言っても霊界で悪魔と殴り>>続きを読む
今まで何度か映像化された「おんな殺し」を題材とする今作だが、結末までを知っていても面白かった。
「人間は良いことをしながら悪いことをする。」彦次郎が言うように、今作は過去作に比べて善悪の複雑さを中心に>>続きを読む
映像の美しさも素晴らしかったが、今作は前作よりもストーリー的に面白かった。
資源強奪に来た地球人類を追い返す、という単純なストーリーだった前作に比べ、
今作ではナヴィとなったジェイクの他、彼の子どもた>>続きを読む
相続した親戚の家に越してきたアリソン、就職面接に行こうとしたらバスルームでゾンビに遭遇した彼女は、ちょうど家に来たガールスカウトの紹介で悪魔退治の業者を呼ぶ。
ゾンビではなく悪魔の手下だった死霊との闘>>続きを読む
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序盤の雰囲気は不気味で良かったのだが、予想通りの展開以上のことが起こらないので、普通だなぁ…という感想しか浮かばなかった。
事故死した次男、長男は母と不仲で、その母親は変な宗教にハマった過去があり、謎>>続きを読む
ミステリーからパニック映画になり、モンスターが出てきて、最後はオカルトという不思議な映画。
でも、色々詰め込んだのに要素が上手く噛み合っていない。殺人事件は犯人がすぐ名乗り出て解決、列車強盗は事故前に>>続きを読む
溶接器で切断され、焼かれた遺体が発見された殺人現場から、証拠として回収されたビデオカメラ。
警察により復元されたデータには、被害者を無残に殺害していく溶接面の殺人鬼が映っていた、というサスペンスホラー>>続きを読む
何世紀も前の沈没船、それを守る巨大イカ、と壮大な話をやっているはずなのに、入り江のようなところで撮影しているため時々両岸の山が映っている。
こんなに陸地が近いところでは沈没船もイカも地元民に発見されて>>続きを読む
決してつまらなくはないが、手堅いというか無難すぎて、よくある偉人タイムスリップものの一つでしかなかったという印象を受けた。
ストーリー的にはあらすじの通り、現代にタイムスリップしてきた武市半平太が色々>>続きを読む
SFモンスター映画としては全くありがちなプロットながら、予想以上に面白かった。
火星に降り立った探検隊が、隊長一人を残して全滅、連絡がないのでやって来た救助隊がそれを発見、という導入もありがち。
しか>>続きを読む
今回のリマスターで初めて見たので初公開時とは比較できないのだが、映像の美しさ、壮大な世界観、個性的な動植物などはとても見ごたえがあった。
また、軍隊の装備やロボット、サラコナーやバスケスとよく似た性格>>続きを読む
地下洞窟へ探検に行ったら地底人に襲われるホラーの続編。
インディペンデント映画でありながら安っぽさを感じさせなかった前作同様、今作も洞窟パートは本物の洞窟で撮影したかのようで出来が良く、見ごたえがあっ>>続きを読む
Z級映画と聞いていたので身構えていたが意外と面白く見られた。
ハードルが下がっていたからかもしれないけど。
かつて悪ふざけから少年を溺死させてしまい、それを隠蔽した主人公たち。土地にかけられた呪いによ>>続きを読む
家にお化けがいるのではなく、家それ自体が邪悪というシャイニング的な設定で、登場人物もこれまたキングらしい設定の超能力者たち。
屋敷に乗り込む前、そんな人物が集まるパートは面白いのだが、それ以降は人物を>>続きを読む
昔はよく何とかロードショーでやっていた映画を久々に見た。
アメリカの田舎へ行くと酷い目に遭う、という点で言えば、2000人の狂人や悪魔のいけにえの系譜に属するんだろうか。
内容的には可もなく不可もない>>続きを読む
スーパーサイズミーに影響されたであろう、自分の体で砂糖を摂取し続けるドキュメンタリー。
コメディタッチな作風もよく似ている。
栄養学について、また砂糖の歴史についても勉強になる内容だが、一番面白かった>>続きを読む
ダチョウ戦~ゴリラ戦までは何が起きるか分からない遊園地と、何をするか分からない主人公の不気味さがあって面白い。
ただ、それ以降は中盤で遊園地の過去も敵の正体も全て説明されるので不気味さが薄れ、襲い来る>>続きを読む
ジャンル映画だからしょうがないけど、あらすじから想像できる以上の展開は特にない。
序盤で野外セックスを始めようとするカップルが殺されるように、殺されそうな人物は殺され、生き残りそうな人物は生き残る。>>続きを読む
ウサギとカメの話が象徴的で面白い。
ウサギに勝利した話を家族に聞かせていたカメは、報復にきたウサギによって家族皆殺しにされてしまうらしい。マジかよ。
自分の能力に強い誇りを持っている権力者が格下に恥を>>続きを読む
原子怪獣(53年)やゴジラ(54年)より後に作られたSF怪獣映画。
巨大サソリが鳴き声をあげるのはいいとしても、小さい古代サソリにまで鳴き声がついているところにレトロ感があって微笑ましい。
ストーリー>>続きを読む
風呂場で嫁さんが宙に浮いたまま壁に叩きつけられる冒頭は良かった。
でもその後はゴア描写をはっきり見せないようにしているシーンばかりなので、なんだか物足りなくなってしまう。
殺害されたらしい人物が起き上>>続きを読む
この手の映画はエメリッヒ作品みたいにスケール感さえあればいいんだけど、この映画はあまりなかった。
前半は主人公一家がニューヨークを目指して車で移動し、後半は飛行機で移動するだけ。
錯乱した男に銃で脅さ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ホラー映画のパロディとして始まった本シリーズだが、本作は3作目にして映画のパロディというより映画界の闇とも言うべきハリウッドの性事情へ切り込んでいる。
女優たちが監督やプロデューサーと寝たと公言してい>>続きを読む
ありきたりなストーリーとチープな特撮のSFモンスター映画。
もっともストーリーなどは時代的に仕方ない面もあるだろうけど。
明らかに必要ないダンスホールのダンスシーンがやたら長かったりと、映画としてもか>>続きを読む
2000人の町民全てが亡霊というダイナミックさがアメリカらしくて凄い。
と言っても役名のある町民は約5名で、後はエキストラが最大でも50人くらいなので設定ほどスケール感はない。
でもそんな安っぽさがコ>>続きを読む
荒野の誓い・悪党に粛清をと合わせて3部作という触れ込みだったのだが、随分と出来に差があったなぁ。
配給会社が勝手に抱き合わせ販売したと言えばその通りなんだけど。
本作ではメキシコ人差別、カルト宗教、父>>続きを読む
宇宙からやってきたSFモンスターが大暴れ、といっても一軒の民家限定。
対する兄弟の差に、まだSFが子供向けだった時代の名残を感じた。
SFをバカにする科学者志望の兄は、この怪物に対しても科学的思考でア>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
序盤と終盤は面白い。とくにラストが秀逸。
タイムリミットに達し、肉体が完全に溶解してしまうスティーブ。
事故が隠蔽されたことにより、彼が犠牲になったことは誰にも知られることはなかった。
そして新たなロ>>続きを読む
ハードボイルドSFと紹介されているが、テレビ映画でチープな映像だからか雰囲気はどうにもコメディチックな映画。
でも殺された娼婦が魔法でマネキンに変えられるところは不気味で怖かった。
キャストではジュリ>>続きを読む
酷い映画、という世評に違わない出来の悪さだった。
チープな特撮、強引な展開、誇張されすぎな人物像、意味不明なクライマックス…
でもこの安っぽさとコメディチックな作りが昔の東映特撮みたいで、キカイダーや>>続きを読む
紋切り型の筋肉アクションと思いきや、意外に面白かった。
再訓練を命じられたお騒がせSWATチーム(4人しかいない)。
彼らが出かけた再訓練の場所は、偶然にもマフィアの抗争現場だったというストーリー。>>続きを読む
藩主に声を掛けられて皆で喜ぶクライマックスがどうも納得できなかった。
この話の行きつく先は封建制の否定に尽きると思うのだが、散々苦しめられたのに藩主の直筆サインを有難がってどうするんだ…。
実話という>>続きを読む