主演女優賞最有力だから観てみたけど、微妙。映画全体も微妙だし、これで主演女優賞かーという（決まってないけど）。若い時から晩年まで演じてるのはすごいかなあ。
タミー・フェイさんご本人がおそらくこういう声なんだと思うけど、ジェシカ・チャステインの物まねっぽい声と喋り方と歌が不快できつい。
信仰が薄い日本人からするとこういうことが実際にあったというのは想像しづらく、ピンとこないというのもある。信者のテーマパーク作ろうとしてたとか、そういうスケール。
なぜ今タミー・フェイなの？という感じもあって、キリスト教布教してる人の中で同性愛への理解があったというのが当時（70年代〜80年代）はかなり珍しかったのかも。だとしてもテーマ的にもメッセージも弱い気がする。身も蓋もないこと言うと単純にあまり面白くない。LGBTQに関して言うと、LGBTQがテーマになってるのって既に流行ってなくて、当たり前にそこにいるみたいに描いてる方が評価される傾向があるよね。
アンドリュー・ガーフィールドも出演してて、彼も全然良く見えなかった。もったいない。
ひどいこと書いちゃったけど、「355」で女優の地位向上みたいなところに尽力したり、ジェシカ・チャステインのことは良いなと思ってる。
ちなみにメイクアップ＆ヘアスタイリング賞も最有力だと思う。
