拓風

日本沈没の拓風のレビュー・感想・評価

日本沈没(2006年製作の映画)
2.2
一言で説明すると、日本沈没。タイトルのまま。それに関する、主人公とヒロイン、取り巻く人のよもやま話。


なんなんでしょうか。まったく何も残りません。

「日本が沈没する」

大きな風呂敷です。どう包むんでしょうか。そう思っていたら、結局包み込めなかったみたいです。

時間がない中、突拍子もない方法でそれを回避しようとする政府。掘削機は各国から調達するのに、潜水艇は2機のみ。全てを主人公に託します。

よって、こういう話になると必ず出てくる「自己犠牲完結」になります。

もう少し、違った感じには無理なのでしょうか。

結局、大きな話は主役のよもやま話の中に沈没していきました。
拓風

拓風