"酒は飲んでも飲まれるな。"
まさにこの言葉が刺さる作品でした。
デンマーク映画、マッツ・ミケルセン主演の映画はこれが初めてなのですが、とにかく彼の色気がダダ漏れであんな先生いたら真剣に授業受けてたのになぁ、なんて笑
実験のきっかけとなった序盤の仲間に気持ちを吐露した時のマッツの表情。あんな顔見てしまったら助けて上げたくなります。
そこから始まる実験は最初こそ人生好転してるじゃん?と思わせていくが、お酒を飲まない私はそこら辺にしときなさいとハラハラ。まぁその後の展開は皆様のご想像通りで。
それにしてもデンマークは16歳以上はお酒の購入が可能だそうで、劇中でも高校生が浴びるように飲む飲む。日本生まれ日本育ちな私はただだ圧倒されました。
中年になってもふざけ合って、助け合う仲間がいるって素敵。青春に年齢は関係ないと思わされました。
アルコールがあれば人生ハッピーに生きられる?人生の酸いも甘いもこの映画で全部味わえます。
個人的にはトミーとメガネ坊の関係が好きでした。メガネ坊はきっと大人になってもトミーの事は忘れないと思う。
そしてラストのマッツのダンス。
このシーンに全て持っていかれました。これぞ映画だ!と高揚感を保ったままスカッと出来る気持ちのいい終わり方でした。