このレビューはネタバレを含みます
歌って踊る楽しそうなマッツが全編観られると楽しみにしていたところ、適正飲酒推奨映画だった。
鑑賞後、DVD特典の日本版と海外版(デンマーク語版)を見比べて日本版だいぶ明るく脚色されてるな〜と驚きました。そりゃ歌って踊って楽しそうなマッツを期待するよ!と思いました。北欧系の映画…に限らないかもしれないけれど、無理やりに明るい内容っぽく広報する時あるよなぁ。
マーティン(マッツ)の勤める高校の描写が1番興味深かったです。授業にやる気がなかったマーティンに対して学生達が他の先生も巻き込んで直接改善を求めるとか、教員が飲酒問題を語り合う時のディスカッションスタイルとか、日本では確実にお目にかかれないなと思いました。
しかし、血中アルコール濃度を上げてノリノリになっていたマーティンの授業、割と薄い印象だったけれどあれで良かったのだろうか?あれは掴みの部分だけであの後はきっちり授業をしたのかもしれない。
マーティンとアニカの関係性が映画の描写だけだと今一つよく理解できなかった。