アフガニスタンから亡命した難民で同性愛者の男性が家族や過去の出来事を語るドキュメンタリー映像を、彼や登場人物のプライバシー保護のため、あえてアニメーション化。
アニメーションを少しかじっている身としてはぜひ観たいと思っていたので、本日公開日から行ってきました。
エピソード一つ一つがショッキングなのですが、アニメーションにすることで全体的にソフトになっている印象。特に恐怖を感じるような場面はチョークアートのなぐり書きのような粗めのイラストで詳細を描かずぼかしています。
※途中政治的な出来事や戦争中の遺体など実際の映像も含まれます。
日本に住んでいたら感じることのないような恐怖と絶望を味わってきた彼らに対し、涙することしかできない自分が情けなく思えました。アミン（おそらく仮名）が同世代だったこともあり、とても胸が締付けられました。
上映時間は約90分と長くないので、ぜひ多くの人に観て欲しい映画です。
ロシアやウクライナ問題にも通じるところが多々あるかと。
ちなみに6/20は世界難民の日らしいです。
#難民 #戦争 #アフガニスタン #ウクライナ問題
