ウッひゃー😱気ッ持ちワルゥゥ⤴︎⤴︎
さすがッスね👍
照明による不安感増幅、
不穏な音楽、
俳優たちのやや現実離れしたムードの演技で、本能的な心のざわめきを誘う黒澤監督の真骨頂を発揮ですよ。
前々から、仰々しくて現実には居なさそうな3者…それぞれ相手の本心を探り合う高橋一生、蒼井優の【感情以上にテクニックを優先したセリフの抑揚】
これは単に時代の問題ではなく、監督が極上の「ツクリモノ」を目指しての演出をしたのだと思われます。
終盤の、あるシーンでの蒼井優の芝居は完全に演劇的。
そして、監督の意図は見事に成功…
歴史ミステリーにして、「己のいう正義とは何ぞや」を問うテーマ性や、舞台劇のようなセリフ回しなど、一見手強い作品にも見えるかもしれません。
しかし芸達者な蒼井と高橋に加え【なるほど能面ロボットならこのヒト東出昌大】やキャリア最高の存在感を放つ坂東龍汰など、各々の芝居の面白さが随所に光りますね🤔
展開が進むほど不穏かつ不気味になる紛れもない“黒沢映画”らしさ。
文芸作のような格調高さも漂い、ベネチアで評価を受けたのも納得👍
劇中で高橋一生が撮影するフィルムが当然のごとく物語に絡むのですが、ややとってつけた感はあるにせよ、「映画」が登場人物の運命を変えるだけで心震えるから不思議ですね🤔