みむさん

NWR (Nicolas Winding Refn)(原題)のみむさんのレビュー・感想・評価

4.0
レフン監督がカンヌ2011で監督賞を受賞したあとに作られたドキュメンタリー。生い立ちとフィルモグラフィをレフン監督が振り返る。
カンヌ2011受賞式の裏側や、その後のオンリー・ゴッド撮影前のロケハンの様子もあり。

子供時代の様子をレフン監督の両親が語り、マッツミケルセン、ライアンゴズリング、アレハンドロホドロフスキー、ギャスパーノエ、ペーターペーター(ヴァルハラライジンクのサウンド)、マッツ・ブリュガーなど、おなじみのメンバーがレフン監督との仕事を語る。

子供時代のレフン監督が超かわいかった。それに、カンヌ受賞式前後のオフショットのレフン監督と娘の絡みとライアンゴズリングがめちゃくちゃかわいかったりと、とにかく舞台裏映像は楽しい。

ブリーダーのロケ地に使ったビデオショップを訪れたり、カンヌ受賞時の賞状を額装するためにポスターショップを訪れナチスの絵(のデザインのポスター)を見て「トリアー」ってわざわざカメラに向かって言ったりも。トリアーのことここでも嫌っていて相変わらずだなと思った😅
なんだかんだで「奇跡の海」を認めるあたり才能や作品自体はリスペクトしてるんだけど。

ちなみに「ドライヴ」が監督賞のカンヌ2011年はトリアーが「メランコリア」会見でナチス発言して大バッシングされた年。