磨

13月の女の子の磨のレビュー・感想・評価

13月の女の子(2020年製作の映画)
2.8
亡くなった親友を想い悲しみに暮れていた少女がパラレルワールドに飛ばされ、女子高生たちのサバイバル映画に巻き込まれるタイトルも内容も意味不明な女子高生SFファンタジー(青春群像劇)

同名舞台をもとに、脚本は舞台版の同じ角畑良幸、監督は戸田彬弘で映画化。
「ラブライブ!サンシャイン!!」で声優としても活躍し、実写作品でもホラー作品「としまえん」で重要人物を演じた小宮有紗主演。基本はポスターの3人が織りなす物語なのだけれど、中盤以降は唐突にモブ女子たちの愛憎劇が始まり物語に集中できない(笑)

青春ものとしたらあの終わりも悪くないが、異世界もの、ディストピアものとしての魅力は何処へ?
舞台作品ならばこれでいいかもしれないが、映画となると微妙に映る。そして何より冗長に感じるのです(100分を切っている作品なのだが…)
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