初めて観る監督です、全然知らないですし、正直主役のジェイミー・フォックスにはそれほど思い入れがありませんけれど、エドガー・ライト監督作品「ベイビー・ドライバー」の悪役っぷりは印象に残っています。
しかし、何と言っても久しぶりにジョセフ・ゴードン=レヴィットが準主役で出演しているので、すぐに観ました。やっぱりカッコイイ。
ピルと言われるカプセルを飲む事で、超人的なパワーを5分間だけ、手に入れられるという薬物がニューオリンズの街にはびこり出しています。ロビンは女子高生ながらも売人として、このピルを売りさばいているのですが・・・と言うのが冒頭です。
いやーNOセインツには全然思い入れが無いんですけれど、そこで№37グリーソンのユニフォームを着ているんですけれど、こういう小物にもちゃんと目くばせがしてあって、流石です。
大変映像的にエッジが効いています。あまり見た事が無い映像美がありますし、シリーズ物に出来るくらいポテンシャルを秘めた設定だと思うんです。
でも正直、このストーリィは、この設定を生かし切れていないと思います。アイディアはなかなか豊富ですし、子役の使い方もイイですし、もっと上手く出来るのに!惜しい!と思いました。
ですが、そんな事は微々たるもので、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが活躍してくれるので、大満足しました。