アメリカってグレイト。
永遠と大地が広がっていて、色んな生き方をしている人すべてを、その大地が受け入れている。
それよりも巨大な資本主義からはそりゃ逃れることはできないんだけど。
意外と孤独感を感じなかった。
それはファーンがノマドの生活に合っていたから。そしてさよならのない世界だからか。
ノマドの殆どが中高年というところも驚きだった。いわゆる普通に生活を送っていたら、こうはならなかっただろうに、こぼれ落ちるようになった人、あえてその生活を選んだ人。でもそれまでの道は確実にその人だけのかけがえのない人生。
小さな価値観に縛られていたところを、すこし解いてくれるような映画だった。
