リーマンショックによる会社の倒産がきっかけで家を失った主人公ファーン。
そんな彼女が選んだのは、日替わりで様々な仕事を渡り歩きながら車上生活を送ることだった🚐
現代の放浪の民(ノマド)として生きる彼女と、旅を通して出会う人々との繋がりを淡々と描いたロードムービー。
孤独や喪失感を抱えた高齢者が多いノマド。
そんな彼らが思いのたけを語る姿はドキュメンタリーを見ているよう💭
序盤で「ホームレスなの?」と聞かれる場面があるんだけど、断じてそうでないらしい。
不安定な生活だけど主人公にはこの暮らし方が合っているようで、家の中で暮らすことを何度か提案されているものの好んで車内での生活を続けている。
ハグと握手を交わして多くの人々との輪を広げていけることはこの暮らしの特権なのかな😌
また空がずっと映っているのが印象的☁️
絶景!!!とかじゃなく、日常に近い空を改めて映画として見ることに、日頃は気付くことができなかった空の美しさを感じることができた。
ただ、多くの賞を受賞していて公開当時からずっと気になってたんだけど、静かで淡々としているので前半は何度も寝落ちしてしまった…(笑)
起承転結とかオチとかは期待してなかったし、同じノマドとの関わりは十分に見れたけど、もうちょっと車内生活の様子も見たかった🤔
きっとしんどいシチュエーションもあると思うから気になっちゃいました🫤💦
主人公が好んでこの生活を選んだ理由もよくわかんなかった。
見やすい上映時間ではあるものの、興味深い内容なだけにもう少しそこらへんが見られたらなと。
もしかしたら製作陣が伝えたいのはそういうことじゃないのかもしれないけどね!😂
こういう人生の在り方もあるんだよっていう勉強になりました🙆♀️