《引き続き、笑えてウルッとする作品だけど…》
【子供たち】
1作目が結構好きで、子供たちの活躍は童心に帰って楽しめた。今作も彼らの純粋さは見ていて面白く、変身後も"こども大人"な感じに笑わせられた。それにしても、みんなデカくなったなぁ。
やっぱり紫色のダーラがかわいい。変身前も後も。推せる。「虹を喰らえ、このマザー・フ**カー」。笑えた。
あと、前回も思ったけど青担当のフレディ役ジャック・D・グレイザーの演技がとっても良い。今回はドラマパートの主役を担っていたので尚更輝いてた。
【アトラス姉妹】
今作のヴィラン。それぞれに個性があって割と好きではあるかも。
【ツボ】
ヴィラン姉妹たちに送りつけた手紙のシーンはマジで笑った。これ、人生の中でツボに入りまくったシーンの上位に入るぐらい声出して笑った。苦しかった 笑。くだらなさが最高。(ちなみに私のツボ第1位は「チーム☆アメリカ」のゲロ噴射のシーン)。
【ウルっと】
前回も家族の絆に感動したけど、今回もビリーと里親のママのシーンにはウルっとした。ママの包容力、素敵です。
【残念な点】
・割とヴィラン姉妹に焦点が当たってたけど、本当はビリーたち兄弟姉妹のドラマと活躍がもっと見たかった。それぞれのドラマはお触り程度に留まり、ヒーローとしての活躍は前作との対比なのか、スーパーパワー無しで立ち向かう展開が目玉に。少し物足りなく感じた。
・前回もビリーの変身前と変身後の演技のミスマッチが気になったが、(少しマシになったとは思うものの)やっぱり同一人物とは思えない。この点、ダーラは完璧。
・フレディとアンがドラゴンと向かい合い、叫び合うシーンは意味が分からなかった。
【総括】
前作に引き続き「等身大の子供vs偉大なる悪い大人」の構図で、ミスマッチが生み出すコメディーが楽しかった。ただ、自分の好みで言えばもう少しヒーロー側の(特にチームとしての)掘り下げが欲しかったとも思う。
皆んな年ごろになってるので、もっと青春っぽい悩みや成長が見たかったなぁ。