ちぇり

ボーイズ・イン・ザ・バンドのちぇりのレビュー・感想・評価

5.0
本当は1970年版を見たかったけど、今はなかなか入手出来ないので2020年に再映画化されたこちらを鑑賞。
1968年のアメリカ・ハリウッドにおけるプロダクション・コードからの解放と、1969年のストーンウォールイン事件という2つの重大な出来事に挟まれた、激動の時代に作られたこの作品。もとはブロードウェイで上映された戯曲で、1970年に演劇と全く同じ俳優で映画化された。アメリカにおけるゲイ解放運動の歴史における重要な一作。
クィア・シネマの研究をしているのですごく参考になった。
私的にはハンクとラリーのカップルが推し。ラリーは正直ただのメンヘラ構ってちゃんで、ハンクは精神年齢が高い大人だから上手く釣り合ってる。いい。
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